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【封入特典】ブックレット(『ヴァンダの部屋』劇場版プログラム再録)
【映像特典】ビデオインスタレーション『Little Boy Male,Little Girl Female』/フォトギャラリー by 写真家リチャード・デュマ
あの街においてきた、わたしの魂を。
「ここ」は、移民たちの住むリスボンの一角。名前は、ヴァンダ。私はここで暮らしている。
壊れかけた家々、廃墟、麻薬中毒(ジャンキー)、鳴り響く工事の音……。こんなとこ、悪魔も住まない。でも、ここにいる、太陽がおおきく見える「この場所」に。
ゲットーにデジタルカメラを持ち込み、2年間そこに暮らし、とらえた「捨てられた」街と人々の姿。
ドキュメンタリーとフィクションという区分を無効にする、あまりにも美しく濃密な映像と物語、そして時間。
「小津安二郎」を思わせる光と「パンク」な音響がリスボンで交錯する“奇跡”が、HDリマスター版で蘇る!
かつて、オリヴェイラ、ストローブ=ユイレが自らの後継者と断言した、ポルトガルの巨匠ペドロ・コスタ。
『骨』に続き、フォンタイーニャス地区を舞台にした本作では、前作までの大掛かりな撮影をやめ、リスボンの移民街とそこに住む絶望的な人々の生活にさらに深く入り込んだ。
『ヴァンダの部屋』における人々の日常をとらえ、一度も動くことのないカメラは、多くの観客に小津安二郎の映画を連想させ、ペドロ・コスタ自身も、小津からの大きな影響を公言している。
人々が暮らす暗闇の空間に射し込む光、そして屋外のラテン的なあたたかい光に満ち溢れた静謐な映像と、舞台となる街に鳴り響く破壊音(ノイズ)。
映画の臨界点を遥かに超えた「未知の体験」=“奇跡”。ペドロ・コスタの監修のもと、HDリマスター版で蘇る。
【スタッフ】
監督・脚本・撮影:ペドロ・コスタ
編集:ドミニック・オーヴレイ
録音:フィリップ・モレル、マシュー・エンベール
【キャスト】
ヴァンダ・ドゥアルテ、シタ・ドゥアルテ、レナ・ドゥアルテ、アントニオ・セメド・モレノ
リスボンの市中にある取り壊されつつある街、フォンタイーニャス。街中に工事の音が響き渡っている。その中の小さな部屋に住むのは、ヴァンダ・ドゥアルテ。その近所に暮らす妹と母。パンゴという黒人の青年。ヴァンダたちは、何をするでもなく、麻薬を吸引することにいそしんでいる。壊れかけた家々、廃墟、麻薬中毒、鳴り響く工事の音…。こんなとこ、悪魔も住まない。でも、ここにいる、太陽がおおきく見える「この場所」に。
オススメ度 4.8点
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